著者
村岡慶裕
所属
題材
被検体
データ収集方法
総説
専門分野
評価指標
キーワード
電気刺激脳卒中神経可塑性運動学習
概要

書誌: Medical Rehabilitation ,2014

石尾晶代・村岡慶裕、2014、リハビリテーション治療への応用 電気刺激―IVESも含めて―、 Medical Rehabilitation、No.166、79-85

Abstract 長い歴史をもちながら,あまり注目されることのなかった電気刺激治療であるが,近年,末梢からの電気刺激が中枢神経系に対して可塑的変化をもたらすことが明らかにされたことで,注目されるようになってきた。脳卒中などの治療において,中枢神経系の促進や抑制を目的として用いられるようになり,リハビリテーションにおいて新たな潮流を生じさせている。 本稿では,まず電気刺激の生体への作用機序など,表面電極による電機刺激治療より有効かつ安全に実施するために必要となる基礎的な治療について述べた。続いてリハビリテーション医療における活用法として①治療的電気刺激(therapeutic electrical stimulation:TES),②機能的電気刺(functional electrical stimulation:FES),③筋力増強(electrical muscle srimulation:EMS),④疼痛の抑制(transcutaneous electrical nerve stimulation:TENS)などを取り上げ,解説した。最後に従来の電気刺激装置bの機能を併せ持つ随意運動介助型電気刺激装置(integrated volitional control electrical stimulator:IVES)を取り上げ,その作用機序,臨床応用例について解説を加えた。

登録日
2015年02月02日 00:06
登録者