著者
市川熹
所属
題材
システム開発行動対話
被検体
ヒト
データ収集方法
専門分野
情報科学障害科学
評価指標
キーワード
仮名漢字変換スクリーンリーダ詳細読み意味情報視覚障碍者
概要

書誌:電子情報通信学会論文誌,2012

電子情報通信学会論文誌 D Vol. J95–D No. 4 pp. 960–968 西田 昌史, 堀内 靖雄, 黒岩 眞吾, 市川 熹

あらまし 本研究では,視覚障害者にとってより効率的に正しい漢字を選択できる方式として,変換候補の漢 字の意味情報を用いた手法を提案する.変換候補の漢字を連想しやすい基準として,意味の観点から上位語・類 義語・関連用言,語源の観点から和語・漢語・外来語を意味情報として用いた.従来の詳細読みと提案手法であ る意味情報に基づいた漢字変換による比較実験を,晴眼者による疑似実験と視覚障害者を対象に行った.その結 果,意味情報は詳細読みに比べてより負担が少なく速く漢字を変換できる傾向が明らかになった.

キーワード 視覚障害者,スクリーンリーダ,仮名漢字変換,詳細読み,意味情報

登録日
2015年02月02日 00:06
登録者